泣けるほどの想い





「何やってんだろ…バカみたいだな…」
つぶやいたらまた少し肩が重くなった
まだどこかピンとこなくて
すごく辛くて悲しいはずなのに
何故か涙がでなくて

突然すぎたあなたの言葉に
まだ気持ちが追いついていないみたいで
強がりなのかそれともまだ認めたくないだけなのか
自分の気持ちなのにわからなくて

だけどふいにラジオから流れた 
あなたが好きだった歌を聞いたら
答えが両目から溢れ出していた
ただまっすぐにあなたにその想いをぶつければよかった

今みたいに素直に泣ければよかったなんて
今になってやっとわかった

今こんなに涙を流してる自分に気づいて
どれだけあなたを想えてたのか
そんな当たり前のことに気がつけていなかったんだ
だからきっと泣けなかったんだ
ずっと泣きたかったんだ

涙流しながら何度も何度も叫んだ
どうして、どうしてって声にならない声で
溢れだしてくる気持ちが涙が止められない
こんなにあなたを想ってたよ
あなたが好きだったこの曲が今終わるよ
この想いもいつかきっと終わらせなきゃって
そっと電源を切ったステレオの画面に流れる
「GOODBYE(サヨナラ)」の文字に想いを重ねた

今すぐは「ありがとう」なんてまだ言えないけど
いつかあなたにそう言えるように

窓に映ったボロボロの顔をみて 何だか少し笑えてきて

「何やってんだろ…バカみたいだな」
つぶやいたら少し肩が軽くなってた




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